E邸フラメンコスタジオ 2018-07-19T04:17:09+00:00

Project Description

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E邸フラメンコスタジオ

施工内容

Eさんは新築物件を購入することになりまず初めに住宅メーカーさんより防音工事についての相談がありました。

初めに住宅メーカーの展示場で打ち合わせを行いました。打ち合わせ時点で家全体の大まかなプランは出来上がっていました。近隣に対する防音について、Eさんが気にされているとのことでした。

今回は大きな遮音性能が要求されるようで実際には現地を見てから判断することにしました。

住宅メーカーとの打ち合わせ後に現地を視察しました。

国道の近くでしたが道から少し離れていて道に隣接する住宅が防音壁の役目を果たしていました。そのため現地は非常に静寂な環境でした。深夜には暗騒音が30デシベル程度と予想されました。

今回はボックスインボックスの形式で工事を行うこととしました。

戸建ての物件の場合開口部の性能が非常に重要になってきます。そこでスタジオの開口部のサッシ部分を3重構造とすることにしました。住宅側のサッシと内側のスタジオ側の2重の内付けのサッシとの合計3枚のサッシになります。

戸住宅メーカで取り付けサッシについてはこちら側から、住宅メーカーにサッシ性能を要求させていただきました。

サッシと共に重要になるのが出入り口に設置する防音ドアになります。

出入口はリハーサルスタジオなどで採用される前室を設け既存の入り口のドアと防音ドアの2枚のドアで対応しました。前室を設けるとドアとドアの間隔が大きく取れるため遮音性能を大きくとることが可能になります。

ドアとドアの間隔を60cm以上取るのが理想です。今回は90cmほどの間隔を取ることが可能です。スタジオ内の音の環境ですが再生する音が小さい場合、空調ノイズが気になります。

今回の物件ではダンスのための音楽の再生音が大きく壁掛けのエアコンでも問題ないと考えました。

戸建て物件の場合、スタジオ外の廊下などと空気のやりとりをすることが多くあります。

今回はスタジオの廊下側に換気のための設備を設けることが難しく、外部との換気方式を採用しました。内部の音が外部に漏れないよう特殊な消音ダクトを使用し音漏れを防いでいます。

通常のスタジオと違うのは床の仕様です。

ダンススタジオ場合、床が固すぎると足に負担がかかるため適度な硬さの遮音床を施行しました。これは床の防振に使用する材料の硬度で対応しました。

Eさんが、体に悪影響を与えない自然素材での施工を希望しておりました。

そこで遮音壁の中に充填する吸音材は、床、壁、天井、共に「サーモウールを使用しました」

サーモウールは自然素材のウールとポリエステルの混紡の材料です。通常の防音工事の場合、グラスウールを使用することがほとんどです。サーモウールは中空のポリエステルが湿気をウールに導きウールが湿気を吸収します。

そのためサーモウールは湿度調整を行い湿度を一定に保つことができます。

その結果、夏場でも湿度が上がらず気持ちよく過ごすことができます。クーラーの使用も抑えることが可能です。床の仕上げ材にも自然素材のマーモリウムを使用しました。

マーモウールの原材料は亜麻仁油を中心とした天然の材料から製造されています。

人体や環境に優しい床材として、医療・教育・公共施設、オフィス、店舗、住宅など、世界中の様々な場所で使用されています。

弊社でも今回、初めて床材として使用する材料のため都内のシュールームを訪問して材料を確認しました。色も豊富でデザイン的にも使いやすい材料であると確認できました。メンテナンスも容易で帯電防止性、耐久性などの点でも優れた材料であると思います。

スタジオの一部に着替え用のスペースが必要になりますが着替え用の部屋を作るとスタジオのスペースが小さくなるため天井にカーテンレールをつけカーテンで対応しました。

工事完成後に音を出していただきましたが、外部ではほとんど音楽を感知することはできませんでした。深夜でも使用可能であると思います。

スタジオの着工後に分かったことですが実はご主人様がオーデイオーでの音楽鑑賞がお好きなこととフルートを中心とした演奏グループのメンバーであることが分かりました。演奏会を行ったところ大変良い響きであったとの感想をいただきました。

あまり吸音工事を行わなかったため自然な響きであったと考えられます。

壁に使用した吸音材もサーモウールを使用しました。吸音の場所もコーナーの吸音の2カ所のみです。グラスウールに比較すると吸音の仕方がやわらかく感じられます。実験室に持ち込んで測定した吸音データーはグラスウールなどと比較すると大きな差はありませんが、聴感上は違いが感じられます。

これは、スタジオのエンジニアや楽器演奏者の人にも比較視聴していただきましたがみなさん違いを感じています。

今回のスタジオはEさんの要望がはっきりしていました。そのため対応が楽で工事もうまく進みました。

また住宅メーカーの担当者様が防音工事について高い理解を示してくれたおかげで理想的なスタジオの施工が可能でした。新築時の物件については、初期段階からの打ち合わせが重要であることを再認識した案件でした。

プロジェクト概要

CLIENT

E邸

PROJECT TYPE

E邸フラメンコスタジオ

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