江川通信

防音のプロが本当におすすめする内付け防音サッシ

By | 2019-04-04T14:22:51+00:00 4月 4th, 2019|江川通信|

高性能内窓プラストを防音工事に採用 EOSS株式会社では今回新しい大信工業株式会社プラストサッシを防音工事に採用することにしました。 防音工事にとって打付けサッシの性能は非常に重要になります。防音工事を行った場合、壁部分からの音漏れはほとんどなくなります。プラストは気密性能に優れています。クレッセントなしの場合でもクレッセントをかけた場合と同じ遮音性能を確保できます。 せっかく防音工事を実施してもサッシ性能が悪ければせっかくの工事が台無しになります。開口部の遮音性能で全体の遮音性能が決定します。それほどサッシの遮音性能は重要になります。今まで使用してきた内付けサッシに比べ遮音性能が高いことと、デザインが優れているため採用しました。ヨーロッパでは硬質樹脂成型のサッシの歴史と文化が非常に充実していました。ヨーロッパの中でもドイツとイタリアが優れた技術を持っていました。ドイツのサッシは重厚なデザインでしたがイタリア製サッシがデザイン的に優れていました。 そのためイタリアのカラープラスト社と技術提供を結び樹脂製サッシを製造することになりました。 カラーも3色ありインテリアスタイルに合わせ選択することが可能です。 アイボリーホワイトは室内を明るく演出します。 ヒーリンググレーは自然な色味です。 ヒノキは和室や木質系の空間にマッチします。 当初のプラストサッシは内窓として特に北海道で住宅の断熱性を向上するのに重要な役目をはたしてきました。極寒地域での使用のため要求される内容の水準が高くそれにこたえられる製品となりました。北海道では内窓の事を「プラスト」と呼ばれる事もあるようです。 高性能であるため環境省本庁舎にも採用されています。開口部は熱の出入口であると共に音の出入り口にもなっています。外部から入ってくる音に対する騒音対策は重要です。一方で楽器練習室やオーデイオルームから発生される音が外部に音が漏れることを防ぐことも重要になります。既存のアルミサッシに内窓プラストを取り付けることで高性能な遮音性能を発揮することができます。 既存の外部サッシが20㏈程度の性能の場合最大45㏈程度の遮音性能を発揮することが出来ます。 遮音性能 https://youtu.be/6N3f-Mv6DJY

羽田新ルートの騒音・防音問題について

By | 2019-01-30T23:29:05+00:00 1月 30th, 2019|江川通信|

羽田新ルートの騒音・防音問題のニュースが出てからというもの、お問い合わせをいただくことが増えました。国や自治体の補償、補助金について航空機に関しては色々な問題を含んでいると思います。交通騒音などはある程度定常的な騒音ですが航空機の場合、単体の騒音レベルが大きく人に与える影響もかなりあると思います。防音工事を行う際に、弊社でも測定は行いますが、測定は平均化してしまうので便数が少なければ全体の騒音レベルは低くなり補償の対象とはなりません。https://www.youtube.com/watch?v=rq04KPv-prE 単発騒音は我慢できない人間は、定常的な音はある程度我慢できますが、単発的な音は我慢できない場合が多くあります。例えば犬の鳴き声などはうるさく感じますが、時間レベルで平均すれば問題ないレベルです。騒音レベルは音を平均してしますのでいろいろ問題があると思います。この問題をあまり追及すると政府機関からクレームが出ると思われます。あまり問題化させたくないのでしょう。あくまで今迄の騒音対策で対応すると思われます。その場合、対象区域は少ないでしょう。この件は余り触れず個人の問題に絞ったほうが良いと思います。大手の会社が利権を持っていて公共と結びついています。JRとか国道の防音壁などは一般の企業は参入が不可能です。取り急ぎ私の見解ですが、今後、何か動きがありましたらブログで触れていきたいと思います。

ホールの空調換気工事

By | 2019-01-07T22:07:25+00:00 1月 7th, 2019|江川通信|

小ホールにおける換気設備工事 18年前に施工したホールの空調換気の改修工事を行いました。機材が交換の時期を迎えたのと最近の特殊な事情のためです。今年の夏は外気温が40°以上になりいろいろ問題になる事も出てきました。空調機の基本的な性能は機械に入った空気を最大マイナス15°下げるのが最高性能となります。 外気音が35°とすれば最大20°まで下げるのが限界となります。 外気温が40°まで上がれば25°までしか室内音を下げることができなくなります。外気温が40°としてもビルの屋上などに室外機を設置した場合かなり外気温より室外機付近の温度が上がります。 そのため今回の工事では空調の基本の方式を変更する事としました。 今までは外気を空調機にそのまま取り入れていましたが今回は天井裏をチャンバーとして利用することにしました。外気をそのまま空調機に入れず、いったん天井裏に入れてから空調機に入れる事としました。このホールはスタンウェイのピアノを常設しています。スタンウェイのピアノは非常に温度や湿度の変化に敏感なピアノです。 そのため細かい温度や湿度の管理が必要になります。ホールにお客さんが入った場合、温度と湿度がすぐ変化します。そのため温度や湿度の変化を少なくするため細かく温度や湿度の変化に対応できることが大切になります。対応できない場合、ピアノの調律が変化してしまいます。 温度や湿度の管理が細かくできるようになるとピアノが安定して調律の回数を減らすことができます。そのため経費を安くおさえることが可能になります。空調機は特別問題なく作動していますが今後の事を考慮して新品に交換することとしました。 まず現状の空調機を撤去します。屋上に室外機を設置していたためクレーンを使用し室外機を撤去しました。 空調機以外の換気に使用するダクトや消音機もすべて新たに設計することとしました。今後、空調機を交換する可能性もあるので天井を全部解体せず部分解体にして空調機付近の天井のみを解体して空調機、ダクト、消音機などを取り外しました。そのため天井の解体は部分的な解体ですみました。 天井の仕上げをパネルとして十数年後に工事をする場合天井の解体工事を行わないで空調機の入れ替えが可能になります。空調換気の機械は楽屋の天井にあり見た目も気にならないように設計できました。 以前の工事では吹き出し口の風速が早くお客様に直接、風が当たることがありました。今回、吹き出し付近にパネルを設置し直接、お客様に風が当たるのを防ぐこととしました。 空調機の吹き出しの風速を抑えるため吹き出しの中の制御板を取り外し吹き出しの外部にパネルを設置して吹き出しの空気が直接、お客様に当たらないようにしました。 施行後、ホールを運営される方と話をさせていただきました。今までも、空調や換気のノイズはほとんどありませんでしたが今回の工事では全く空調換気ノイズが感じられないということでした。 空気の流れも変わりピアノ付近の空気がほとんど動かなくなり、温度、湿度とも安定したとお喜びいただけました。そのため、調律にかかる時間が短縮され、調律の回数も減ったことも嬉しそうにお話してくださいました。防音工事にくらべ、電気設備や空調工事は軽く見られがちですが、とても重要なことが今回の工事でもわかりました。空調換気工事は全体の工事金額の中でも大きな割合を占めます。設計当初からの打ち合わせが重要です。

ヨーロッパのオーデイオ事情

By | 2018-11-13T00:58:06+00:00 11月 13th, 2018|江川通信|

ヨーロッパのオーデイオ事情 ヨーロッパにおいて日本製のオーデイオ製品の評価が非常に高いようです。私の友人が年に数回アナログのオリジナル盤の買付に行きます。 ヨーロッパのオーデイオマニアとも多くの付き合いがありオーデイオルームを訪問するそうです。 その際、日本製のオーデイオ製品を使用している人がかなり多いとのことでした。スピーカーはヨーロッパ製がほとんどですがアンプなどは日本製が多いとのことです。 部屋が石材や板張りの部屋が多く響きが非常に豊かなためです。そのため小型のブックシエルフのスピーカーでも豊かに鳴っているとのことです。細かい音の再生が得意な『光悦』のカートリッジなどはライブな部屋ではちょうど良い響きになるようです。アンプなども解像力の高いアキュフェーズの製品などは高い評価を得ています。 私も若いころJBL4344をカーペットの部屋で鳴らしていましたが、フローリングの部屋に引っ越してッセッテイングした時、低音が響きすぎ調整にかなりの時間がかかりました。オーデイオを再生するうえで部屋との相性が大切だと思いました。上手く部屋を設計すればスピーカーの性能を生かすことができます。